gonsampoのブログ

健康のために、いろいろ考え試す日々のブログです

病気の名前

インドで流行っている病気について、日本では少しだけニュースになりましたが、他国のことなので、それほど詳しくは報道されませんでした。

そのニュースを見たと言われるかたもいらっしゃると思いますが、ライチを食べて多数の子供たちが亡くなっているそうです。原因は脳炎とも言われているようですが、子供たちの栄養状態も悪かったそうで、はっきりとは特定されていません。症状は頭痛と嘔吐、意識障害、心臓と腎臓に炎症をおこします。

ライチにはヒポグリシンという毒素があり、グルコースの合成を阻害するらしく、発症した子供たちは低血糖になっていたそうです。日本人は栄養状態が悪くないので、空腹時に大量に食べない限り、あまり心配はいらないかもしれません。

インドで起こっている病気について書きましたが、そのことがテーマではありません。その病気の心配をしているわけでもありません。ライチ食べないし。

今日のBBCのそのニュースを読んでいて、ギクッとしたので、病気のネーミングについて考えてみました。

BBCの記事の中に、「インドでは2005年まで脳炎で多数の死者を出したのは、蚊を媒介とする日本脳炎(Japanese encephalitis)が原因だった。」と書かれているのです。

ご存知のかたもいらっしゃると思いますが、日本脳炎は日本発祥の病気ではありません。
日本脳炎は東南アジアで多発しているウイルスの疾患で、多くは豚がウイルスを持ち(犬、 馬も持ちます)、それをコガタアカイエカという蚊が媒介してヒトに移す病気です。日本脳炎という名前は、日本に多い脳炎ではなく、1935年に日本でウイルスが初めて患者から見つかったことに由来しています。

誰が命名したのか不明ですが、和名の日本脳炎でも、英語のJapanese encephalitisでも、日本由来の病気みたいに見えてしまいます。日本の風土病が世界に広がったみたいな。それが再三ニュース記事で出されるのは、嫌な感じがします。

赤痢菌みたいにできなかったのだろうか?と思ってしまいます。赤痢菌は、1898年に志賀潔によって発見され、その名にちなんでShigellaという属名が名付けられました。これは、病原細菌の学名に日本人研究者の名前が付いている唯一の例だそうです。これなら、妙な誤解をされることもなさそうに思います。

でも、日本脳炎のように名前で迷惑するのは日本だけではありません。例えば、スペイン風邪

スペインかぜ(英: 1918 flu pandemic, Spanish Flu)は、1918年から19年にかけ全世界的に流行した、インフルエンザのパンデミック。CDCによるインフルエンザ・パンデミック重度指数 (PSI) においては最上位のカテゴリー5に分類される。感染者5億人、死者5,000万~1億人と、爆発的に流行した。米国発であるにも関わらずスペインかぜと呼ぶのは、情報がスペイン発であったためである。当時は第一次世界大戦中で、世界で情報が検閲されていた中でスペインは中立国であり、大戦とは無関係だった。一説によると、この大流行により多くの死者が出たため、第一次世界大戦終結が早まったといわれている。(Wikipedia

普通、スペイン風邪と聞けば、スペインで流行り出して、世界に広がったのかと考えてしまうと思います。

本当に地域の名前が当てはまっているのは、香港かぜ。香港での発生の最初の記録は1968年7月13日で、翌年にかけて少なくとも50万人が亡くなったそうです。また、アメリカでも500万人の罹患者が出て、約33000人が亡くなっています。今年も猛威を奮っていましたよね。私が罹患したのはA香港型だったようですし。旦那さんしか病院で診断を受けていませんが。

今後、病原菌やウイルスを発見した時には、病気のネーミングにも気を配ってほしいです。

 

 

衣類のにおい

以前は洗った後の衣類のにおいに悩まされていたのですが、ここ数ヶ月漂白剤のおかげで不快な思いをしなくてすんでいます。

不快な臭いの原因はモラクセラ菌なのだそうです。

ラクセラ・オスロエンシスは洗濯物の部屋干しの際に発生する悪臭の原因菌です。この菌は、増殖する際に雑巾のような悪臭を発生する4-メチル-3-ヘキセン酸という物質を作る。( Wikipedia

この臭いを何とかしようと、まず柔軟剤をたくさんの種類使いました。臭いを良い香りでごまかそうとしましたが、無理でした。その後、乾いた衣類に使う除菌消臭スプレーを使いました。その時だけで、あまり効果はなかったように思います。

やはり、元から断たないとダメだと思って、洗濯槽を洗浄する洗剤を試しました。洗濯機から清潔にしないと、汚れているものの中で洗っても、きれいになるはずないですものね。

重曹、酸素系クリーナー、塩素系クリーナーなど色々使いました。でも衣類に菌がついているせいだったのでしょうけど、臭いはなくなりませんでした。決してクリーナーのせいではないと思います。洗濯槽自体はきれいになってるはず。オキシクリーンとか、私にとっては高価だったし、効果がなかったら泣いてしまいます。

洗濯機は新しいし、クリーナーも使ったし、洗濯槽の問題ではないと信じて、今度は衣類用の洗剤をいろいろ変えてみました。 結果から言うと、どれもあまり差はなかったです。香りに違いはありますけど。使った中では、ナノックスがかなりスッキリした感じがしました。でも高いんですよね。やはり値段の差が効果の差なのでしょうか?

予算の問題で、そんなに高価なものを使い続けることは難しいので、漂白剤を探しました。

酸素系漂白剤は色柄ものにも使えるので、ワイドハイターを試したのですが、あまり効果は感じられませんでした。洗濯物を干した時には大丈夫そうだったのですが、乾いたタオルを使って濡れると微妙な臭いがしました。

次に衣類用の塩素系漂白剤を使いました。こちらもハイターで試しました。色柄ものに使えないけど、悪くはなかったです。

酵素系のワイドハイターがあるのですが、お値段が高めなので、試していません。酵素系では菌をやっつけられそうにないと思っています。

そして行き着いたのが、キッチンハイターです。安いし、臭いもなくなります。色柄ものも、今のところは色落ちもなく、問題ありません。でも生地や染料などによってダメージがあるかもしれないので、もし試されるなら自己責任でお願いします。

使い方は、普通に洗濯用洗剤を入れ、ぬるま湯にキャップ2杯のキッチンハイターを入れて洗濯機に投入します。水にそのまま入れたこともありますが、ぬるま湯の方が効果があると思います。入れる分量もいろいろ試しましたが、48ℓに2杯がちょうどいいと思います。(うちの洗濯機はそれが最大なので。)それより多く入れると塩素のにおいで気分が悪くなります。洗い上がりはスッキリで、少し病院を彷彿させます。柔軟剤を使うと気にならないかもしれません。私は柔軟剤を使わないで、多少かたい状態で使っています。その方が清潔な感じがするからです。

不安に思う方がいるかもしれないので、付け加えておきます。洗濯用洗剤は弱アルカリ性のものがほとんどなので、同じアルカリ性の塩素系漂白剤は問題なく一緒に使えます。酸素系のものは一緒に入れないでくださいね。混ぜると危険です。

最近テレビで、「洗いたてのパンツ(下着)には1万ものバクテリアが住みついている」とか「洗濯済みのパンツから平均して0.1gの糞便物質が検出された」などと報道しているのを見ました。健康な状態では悪さをしない常在菌がほとんどのようですが、免疫力が落ちていると感染症を引き起こす原因になるそうです。

病気にならないように、口に入れる物と身につける物は特に気をつけたいですよね。

 

水虫の季節?

ジメジメする季節になると、水虫をテーマにした番組などが結構放送されています。

見ている時にいつも思うのは、いろいろな方面に配慮しているのか、はっきり言わないよね、ってこと。

病気になるって重大な問題なのだから、忖度してる場合じゃないと思いますけど。それか、日本人の4人に1人は水虫らしいので、とりあえず少しだけ注意喚起はしても諦めてるとか?

水虫の原因は白癬菌であるとか、ほとんどの人は知っていると思います。それが体のどこに感染するかによって、いんきんたむし(股部白癬)やしらくも(頭部白癬)などになります。

プロが詳しく解説してくれているものがいくつもあるので、自分だけでなく家族を守るためにも、それらを参考にして気をつけたいところです。

水虫の感染経路としては、白癬菌を含む鱗屑(アカ)が落ちている床や畳、浴場の足拭きマット、タオルなどを介して感染することがほとんどです。そのため、家族に水虫の人がいる場合は、家の中にばらまかれている白癬菌接触する機会が多く、水虫になる確率が高まります。

 また、温泉やサウナ、プール、スポーツジムなど、不特定多数の人が裸足で歩いている場所も、白癬菌に感染しやすいといえます。このほかに、意外と知られていない感染経路がスリッパです。白癬菌は、スリッパの裏にたくさんついているのですが、スリッパを重ねることで表についてしまい、それを履いた足に感染してしまうのです。(ダイヤモンド・オンライン)

 

基本的に白癬菌が皮膚についても、皮膚内部に侵入する前に洗えばよいといわれています。24時間以内であれば、侵入するリスクはかなり低いです。

ですから、銭湯の足ふきマットを使っても、帰宅後に足をちゃんと洗えば水虫のリスクはかなり軽減できます。

あらかじめ靴や靴下に持続効果のあるアルコール除菌スプレーをかけておくと、菌の増殖をおさえられ、水虫リスクを下げる効果が期待できます。(富士フイルム

 

白癬は人ばかりでなく動物にもあります。したがって白癬になった動物と接触していると、人に感染することがあります。特にミクロスポルム・カニスというカビは、犬や猫に感染しているので、白癬にかかった犬猫と接触していると、接触した顔や体、髪の毛に白癬が生ずることがあります。

また最近は柔道などの格闘技を行っている選手の間では、トリコフィトン・トンスランスというカビによる白癬が練習や試合を介して集団発生しています。

しかし最も頻度が高い足白癬は、家庭内の足ふきマットやスリッパなどを長い間共用していると、それらに付着した白癬菌が足に感染して発症する、家庭内感染によるものが大部分を占めます。

温泉場や銭湯、あるいは足白癬患者がいる家庭の足拭きマットには、ほぼ100%白癬菌が存在します。入浴後にそのようなマットを利用すると、白癬菌が足に付着します。そのまま素足でいれば、足が乾燥し、足に付着した白癬菌は剥がれ落ちますが、白癬菌を付着したまま、靴下・靴を履き続けると、長時間白癬菌が足に付着して足白癬になってしまいます。そして足白癬になった人が、今度は家庭内の足白癬の感染源になり、家庭内の畳、床、スリッパなどに白癬菌をばらまくことになります。そうすると同居している足白癬でない人もやがて足白癬になってしまう可能性がでてきます。

白癬菌は角層の下の方まで増殖しないと、痒みなどの症状が出てきません。そのため足白癬と気がつかずに放置している足白癬患者さんが多くいます。しかし治療を求めて来院する足白癬患者は、痒みなどの症状があるヒトだけです。つまり家庭内に足白癬患者がいれば、同居している他のヒトも足白癬にかかっている可能性がありますが、必ずしも治療を受けているわけではありません。そのため治療を求める患者だけでなく、同居している足白癬患者や爪白癬患者全員を同時に治療しない限り、家庭内の白癬菌はなくなりません。

また足白癬患者がいる家庭では、家庭内に白癬菌がばらまかれているので、同時に部屋の掃除などをして、家庭内から白癬菌を取り除かないと、再感染が起こってしまいます。

水虫の塗り薬を指の間から足の裏全体に1日1回つけていれば、足白癬になることはありません。しかし、水虫の薬を足白癬予防目的に使用することは保険では認められませんので、薬局で買った市販薬を使用するしかありません。

一方幸いにして、家庭内に足白癬や爪白癬患者がいない場合は、外から家庭内に白癬菌を持ち込まないことが大切です。他人の家にむやみに上がらないことが大切で、他人の家に上った場合は、家に帰ったらすぐに、足を洗うか水虫の薬をつけると、家庭内に白癬菌を持ち込むことを防ぐことができます。(日本皮膚科学会

 

本当に幸いなことに、今まで家族が水虫になったことはないのですが、旦那さんが区の用事で頻繁に公民館や他所のお宅に行くようになったので、とても気になります。

インフルエンザの時もうんざりしましたが、水虫などに感染したら、完治するまでにもっと時間がかかりそうです。

うちの旦那さんのように意識低い系の人は、かりに感染して症状が出始めても、家族が指摘しても否定し続けて悪化させるんですよね。

こういう人間を変えるのは病気を治すより難しいと思います。

 

食事当番制

わが家では夕食だけ食事当番制にしています。家族全員が揃うのが夕食時だけなので。私は火曜日と土曜日が当番日にあたります。なので、今日は食事当番ではありません。娘の当番です。

昨日は久しぶりに目眩がひどかったので、食事の支度をするのが辛かったです。昨日は水曜日なので、本来なら当番ではなかったのですが、旦那さんが区の役員をしているので、地区の行事が近かったりすると会合がたくさんあって、夕食の支度ができません。というわけで、3000円で夕食の支度を請け負ったわけです。

3000円出すなら、お弁当屋さんで買う方が安上がりでしょうけど、旦那さんもお弁当屋さんの味に飽きているみたいです。家庭で作る料理は飽きないみたいですね。なんでやろ?

昨日は体調が良くなかったので、買い物に出ないで、冷蔵庫と冷凍庫にある物でしのぎました。メニューは肉じゃが、鶏もも肉の照り焼き、キャベツと卵の炒め物、ニラと豆腐の味噌汁ときゅうりのぬか漬けです。通常だいたい一汁三菜です。

肉じゃがと言いましたが、じゃがいもは入れてないんですよね。家族みんながじゃがいもを好きではないのです。特に煮物のじゃがいもは。口の中でゴロゴロして、好きになれません。小さい頃は、親が料理に使うので食べてましたけど。

私が作る肉じゃがのような味の料理の食材は、お肉と玉ねぎと人参と糸こんにゃくです。人参も、煮ても焼いても人参を主張してくるので、そんなに好んで入れません。匂いのせいですかね?どこが苦手なのか、よくわかりません。

こうやって書いていると、好き嫌いがかなり多い人間みたいな感じがします。何でも出されたら食べるし、食べられないものはないのですけどね。

自分で作って食べる時には、あまり好きではない物は、無理して食べなくても良いと思っています。栄養はいろいろな種類の食材や方法で摂れますし。若くても年取っていても、いつまで生きられるかわからないのに、我慢は良くないと私は思います。

体調が良くないので、ヴィーガン食も調べて、実践しようかとも思いましたけど、サプリメント大好き人間なので、かなり無理があることがわかりました。でも、たくさん飲んでたサプリメントが1種類だけになりました。それもなくなったら、もうやめようと思っています。やはり過剰摂取は良くないですし、食事から摂るのが一番ですよね。

サプリメントをやめるので、魚や貝類を食べないと摂取できない栄養素があるために、やはりヴィーガンにはなれないことが決定しました。家族にも「ヴィーガンになるのは止めないけど、自分たちの食事はヴィーガン食にしないでね。」と言われていたので、これで良かったと思います。

ヴィーガンにはなれなかったけれど、たくさん調べて知識を得られましたからね。

今日の夕飯は外食だそうです。住んでいる地域に美味しいとんかつ屋さんがあって、そこの話をしていたので、ごちそうしてくれるみたいです。たまには外食も良いですよね。

犯罪と脳

最近ニュース番組を見ると、毎日のように殺人事件や高齢者の運転による事故などが報道されています。

高齢者によるものは認知能力や運動能力の低下などが主な原因かと思います。これもMRIなどで脳の状態を見れば、危険度が客観的にわかるのではないかと思うのですが。免許更新の時に、画像診断の結果と医師の所見を添付させる等の条件をつけるとか。対策はできそうな気がします。

でもそれより気になるのが、児童虐待や殺人です。

今もテレビをつけると、一年半で50匹以上の猫を連れ去り、虐待し殺した人が逮捕された事件の詳細を特集しています。

その報道の後には、奥さんを殺した夫とその母親が懲役15年と懲役7年の判決になったとか。人を殺しても刑務所で15年過ごせば済むのですね。被告人やその弁護士は、被害者によるDVなどについて述べ、情状酌量を求めました。殺された人はそのことについて何も語ることはできません。殺された上、誹られるのです。本当のことは被害者が亡くなられているのでわかりません。「加害者の言うことばかりが聞き入れられるような裁判はどうなの?おかしくないか?」と、いつも思ってしまいます。

なぜ動物を虐待したり、他人や自分の子供を虐待し殺してしまうのでしょうか?

自分を守るために突発的に罪を犯す場合もあるかと思いますが、そういうケースは除き、犯罪と脳について調べました。凶悪犯罪が増えたこともあり、脳と犯罪についての研究は進んでいます。

暴力遺伝子で脳が変異?

サイコキラー(猟奇殺人者、サイコパスシリアルキラー)の脳を解析した結果、殺人者の脳の共通点には側頭葉の内側に損傷があること、母親から受け継がれるMAO-A遺伝子(暴力遺伝子)の影響が見られることがわかりました。

キーとなるのは主要な暴力遺伝子、MAO-A遺伝子です。この遺伝子の変異型は正規母集団に属し、X染色体上にあり伴性遺伝し、母親だけから遺伝します。

このことが実際、サイコキラーや非常に凶暴な性質の持ち主が大体男性や少年であることの理由だと言えるでしょう。なぜなら、女子はX染色体を父親と母親から1つずつ受け継ぐため、その性質が薄まるのに対し、男子は母親からX染色体を1つだけ受け継ぐからです。そしてこの遺伝子は母親から息子に受け継がれます。

またこの遺伝子は発生中の脳内セロトニンの過剰分泌と関係があります。これが非常に興味深いのは、セロトニンには人を落ち着かせる沈静効果があるとされているからです。しかし、この遺伝子を持つと子宮内で脳がセロトニンにさらされます。そのため、脳全体がセロトニン非感受性になってしまい、その結果、生まれた後、セロトニンが働かなくなるのです。

暴力遺伝子は子供の頃に深刻な暴力を見たり巻き込まれたりすると発現します。(神経科学者Jim Fallon教授)

再犯率の高さは脳の構造の問題?

カナダのモントリオール大学のシャイラ・ホジンス教授と、キングス・カレッジ・ロンドンのナイジェル・ブラックウッド医学博士らによる研究チームによって、サイコパスといわれる反社会的な人格、サイコパシー(精神病質)をもった人たちが過去に犯した犯罪の結果から学ぶことができないのは、脳の構造に原因があるからだという研究結果が発表された。

サイコパスの脳は、共感や道徳的な思考、罪悪感や羞恥心に関係する部位の灰白質の体積が小さいことがわかった。さらに、報酬と罰を学ぶことに関係する前頭前野につながる白質の繊維にも異常が見つかった。サイコパスの犯罪者に、そうでない犯罪者と同じ矯正プログラムを受けさせても効果がないとするならば、ではどうやったらサイコパスの犯罪を防げるのだろうか?

ホジンス教授は、サイコパス的な行動を起こさせる脳の働きを中心に治療を行うことで、暴力犯罪を減らせるかもしれない、と述べている。

またホジンス教授は、子どものサイコパシーに関する研究はまだ初期段階にあることを前置きしたうえで、「サイコパシーの兆候を示す子どもに、早期の段階で学習を中心にした治療を施すことで、脳の構造や活動を変え、将来の暴力犯罪を減らせる可能性はある」と語った。(Live Science )

犯罪は脳腫瘍などの脳の病変のせい?

米バンダ―ビルド大学メディカルセンター(VUMC)の神経学助教授であるRichard Darby氏が主導する研究班は、「犯行前に脳の異常(脳病変)が確認されていた犯罪者17人」の脳画像データをマッピングした。その結果、各犯罪者たちの障害部位は十人十色、さまざまな脳領域に位置してはいたものの、17人全員の病変が「ある特定の脳内ネットワーク」と強く関係している共通項が示唆された。

今回の研究者たちが「脳異常と犯罪行為の関係性」について従来以上の強い関心を寄せたきっかけは、テキサス大学オースティン校で1966年に起きた銃乱射事件だった。死亡13人・負傷31人の大惨事を引き起こした末、銃撃戦で射殺された犯人(チャールズ・ホイットマン)は、「事件前」から頭痛を訴え、自ら「人格が変わった」と周囲に明かしていた。事件後、犯人の「脳腫瘍」が判明した。

Darby氏は「脳病変がある人に対して、その行為の法的責任を問うべきなのか否か――。最終的には、社会がその答えを出すべき問題であることに変わりはない」と言う。『Proceedings of the National Academy of Sciences (PNAS)』

 

全く受け入れることが出来ないですけど、犯罪が犯罪者自身のせいではなく「脳が犯罪を起こさせた」として罪状軽減を目指す行動遺伝学というのがあります。裁判に神経科学的証拠が使われるなど、神経科学が徐々に刑事司法制度に取り込まれ始めている中、デューク大学で法学・哲学を教えるNita Farahany教授は、行動遺伝学を活用して殺人事件などの被告人の刑罰を軽減できるのではないか、と研究を行っているそうです。

こういうのが主流になると、世の中、刑罰を免れた犯罪者だらけになりそうです。

暴力の少ない未来の実現のための具体策を提言している本があります。なかなか問題があって、現実には難しいと思いますが。下記の本です。

 

『暴力の解剖学: 神経犯罪学への招待』(エイドリアン レイン 著)

神経犯罪学を確立した著者が、脳、遺伝、栄養状態等の生物学的要因と、生育環境や貧困等の社会的要因、およびその相互作用から、いかに暴力的な性格が形成されるかを解説しています。

 

おもしろい本なので、一度読んでみてください。値の張る本なので、図書館で借りて読んで、気に入ったら購入されることをお勧めします。

未然に防ぐために、定期健診などにMRIによる脳の検査を入れても良いような気がします。それで悪い結果が出て、隔離されたら嫌ですが、セロトニンを適量増やす薬などを処方してもらって、犯罪に走ることを抑制できるなら、良い方法だと思います。

 

 

 

 

自閉症の環境要因

しばらく前に知人が妊娠して、「発熱すると子供が自閉症児になる可能性があるから、気をつけるように」と言いました。

自閉症スペクトラム障害(ASD)の発症には遺伝が関与しているそうですが、環境要因との相互作用も あるようです。そういう記事を読んだことがあったので、注意するように言ったのですが、時が経つと研究が進んで、全く違う論文が発表されるなどというのはよくあることです。なので、今回また調べてみることにしました。

 

これまでにわかっている研究によれば,自閉症の環境要因としては、①妊娠初期の喫煙,②水銀,③有機リン酸系農薬,④ビタミン等の栄養素,⑤親の高齢,⑥妊娠週数,⑦出産時の状況(帝王切開等),⑧夏の妊娠,⑨生殖補助医療による妊娠が考えられた。一方,関連がないと考えられる環境要因は①妊娠中のアルコール、②PCB,③鉛, ④多環芳香族,⑤社会経済的地位,⑥ワクチン,⑦低出生体重,であった。これらは再現性のあるものもあればないものもあり,さらなる研究が必要である。その意味で,日本で実施される大規模な出生コホートであるエコチル調査 に期待したい。(2010年、国立保健医療科学院

出生コホートとは、ある一定期間内に生まれた人口集団のことで す。

エコチル調査とは、「エコロジー」と「チルドレン」を組み合わせたもの。

環境省では、日本中で10万組の子どもたちとそのご両親に参加していただく大規模な疫学調査「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」を2011年より実施しています。
赤ちゃんがお母さんのお腹にいる時から13歳になるまで、定期的に健康状態を確認させていただき、環境要因が子どもたちの成長・発達にどのような影響を与えるのかを明らかにする調査です。(環境省

出生直後の赤ちゃんの低体温と低血糖が障害の原因とされている記事も興味深いと思います。

発達障害自閉症)は、WHO/ユニセフが母乳推進運動をスタートして数年後から世界で増え始めた。米国では1975年、日本では1993年に、また福岡市では、出生直後のカンガルーケア(早期母子接触)が普及しはじめた時期(2007年)に一致して発達障害児が驚異的に増加した。昔(1993年以前)、日本には発達障害自閉症)はほとんどいなかった。それは産湯(保温)と粉ミルクで出生直後の “寒さ”と “飢え”を防いでいたからである。近年のカンガルーケアと完全母乳は、出生直後の赤ちゃんを「低体温症」・「低血糖症」に陥らせ、脳に障害を遺した。それが原因不明の発達障害の本態である。赤ちゃんを発達障害から守る為には、日本の歴史的な産湯(保温)と粉ミルクを復活させ早期新生児の「低体温」と「低血糖」・「飢餓」を防ぐことである。出生直後のカンガルーケアと完全母乳を止めない限り、発達障害児童虐待は増え続ける。何故ならば、食生活が豊かな日本には、子宮内に “隠れ” 糖尿病児(高インスリン血症児)が6人に一人と驚くほど多いからである。新生児低血糖症を加速する「高インスリン血症児」は、日本で出生する赤ちゃんの約10%~20%程度と予測される。高インスリン血症児を寒い分娩室でカンガルーケアと完全母乳で管理すると、児は確実に「低血糖症」に陥る。しかし、生まれる赤ちゃんのどの児が高インスリン血症児であるかの診断は出生前につかない。低血糖症発達障害の危険因子であることから、国は全ての赤ちゃんを高インスリン血症児と見なして低血糖を未然に防止するための予防策を取り入れるべきである。高インスリン血症児はカンガルーケア(早期母子接触)と完全母乳の導入によって低血糖症に陥り、脳に永久的な障害(発達障害)を遺す。発達障害の原因が不明な理由は、低血糖症は症状が表に出ないからである。現代産科学は新生児の低体温症・低血糖症・飢餓(低栄養+脱水)を防ぐための管理を怠っている。これまで発達障害の原因が分らなかった理由は、周産期側からの調査研究を怠ってきたからである。WHO/ユニセフ/厚労省/医学会は、子宮内の “隠れ” 高インスリン血症児の存在を見逃している。厚労省は出生直後の寒い分娩室でのカンガルーケアと母乳が出ていない時(とくに生後3日間)の完全母乳を即刻中止させるべきである。平成27年(2015年)11月3日  久保田史郎

神経障害増加の原因は環境汚染にあるという研究。

ポリ塩化ビニルプラスチックに含まれるフタル酸エステルは、プラスチックの安定剤として使われており、合成香料や非常に多くのパーソナル・ケア商品にも含まれている。しかしこれは、幅広く使用されながらも脳の発達に悪影響を及ぼしかねない化学物質に分類されている。コロンビア大学メールマン・スクール・オブ・パブリック・ヘルスの研究者らは最近、出生前にある種のフタル酸エステルに高レベルで曝された子どもたちは、曝露が少なかった子どもたちに比べ、平均して6から8パーセントIQ値が低いことを発見した。IQ値が低かった子どもたちは、ワーキングメモリや知覚推理に問題があることが多く、情報処理速度が遅い傾向があった。この研究で調査されたDnBPやDiBPとして知られるフタル酸エステルは、洗面用品や化粧品を含む非常に多くの家庭用品に使用されており、その中にはシャンプー、マニキュア液、口紅、ヘアスタイリング剤や石けんはもちろん、ビニルークロスやドライヤー・シート(乾燥機用柔軟剤)まである。研究の結果割り出された低IQに影響する被曝量は、CDCが全米で進めている全国健康・栄養調査(化学物質への曝露に関する生態影響評価)で公表したものと同レベルだった。「合衆国民全員が汚染されていると言っても過言ではない」と、ロビン・ワイアット(コロンビア大学医療センター環境健康科学教授)は言う。(2015、Ensia.com)

発熱と自閉症の関係についての研究。

妊娠中期に母親が高熱を出すと、胎児の自閉症リスクが上がるという研究結果が発表された。コロンビア大学のメールマン・スクール・オブ・パブリック・ヘルスの研究者は、1999年から2009年の20年間に渡り、95,754人のノルウェー人の出産と経過を観察。妊娠中に発熱した母親から生まれた子どもは15,700人いたが、その内583人が自閉症スペクトラム症を持っていたことがわかったという。妊娠中の全期間において37.2度以上の熱を出すと、自閉症のリスクは34%増加し、特に妊娠中期の場合は40%にまで危険度が上がるという。発熱しても、イブプロフェンを服用して解熱した母親には自閉症児は生まれなかったが、このケースはサンプル数が少なく、エビデンスとするには根拠が弱いとしている。論文の第一著者で、疫学と神経学の権威であるW・イアン・リプキン博士は、「今後の研究は、自閉症スペクトラムの一因となり得る出生前の感染症と炎症反応を確定し、予防することにフォーカスするべきだ」とコメントしている。(2017年、ネイチャー)

環境省と共に各関係機関が協働して、エコチル調査を実施しています。調査期間は5年間のデータ解析期間を含め、2032年度まで予定されています。因果関係などの結果が出るのはまだまだ先のようです。

・ エコチル調査で採取した妊娠期間中母親血液試料約2万検体について、元素(水銀、鉛、カドミウムマンガン、セレン)の測定を行いました。
・ 日本人の血中鉛濃度は、過去25年間で1/5から1/10に減少しました。
・ 自記式食事頻度調査票で魚を多く食べると答えた人ほど、血中水銀濃度が高い傾向がありました。
・ 採血時の母親年齢が高いほど、また自記式質問票で喫煙していると答えた人ほど、血中カドミウム濃度が高い傾向がありました。
・ 採血時の妊娠週数大きいほど、血中マンガン濃度が高い傾向がありました。
・ 同時に採血した血清タンパク質濃度とリン脂質濃度が高いほど、血中セレン濃度が高く、葉酸濃度が高いほどセレン濃度が低い傾向がありました。(2019年、国立環境研究所)

妊娠中に高濃度の大気汚染物質に触れた母親は、触れなかった母親に比べてADHDを持つ子どもを出産する可能性が5倍となり、しかも症状がより重くなる可能性が高いことが判明しているそうです。

これって、空気が悪いところで呼吸すると胎児に影響が出るということですが、それは妊婦になれば気をつけていることです。でも、汚れているように見えない大気中にも汚染物質はあるでしょう。

もうこうなると、どうやって胎児を守れば良いのか途方にくれそうです。

これから生まれてくる子供たちのために環境を良くする努力を世界規模でするか、ダメージを受けた脳を正常に戻す薬の開発をしないと人類の未来はないかもしれません。

 

 

 

 

 

電子レンジの安全性

電子レンジの電磁波が危険だとかいう話がありますが、あまり心配していません。

全く害がないとも思っていませんが、身の回りには電磁波を出している物はたくさんありますし。電子レンジの電磁波についての安全性を訴えている記事もかなり目にします。

電子レンジは、2.45ギガヘルツ(GHz)の電磁界(マイクロ波)を発生させて調理をおこないます。マイクロ波を照射すると極性をもつ水分子を繋ぐ振動子がマイクロ波を吸収して振動・回転し、温度が上がり、その熱が食物を調理します。ただし、電子レンジのスイッチを切った後は、レンジの庫内にも食物にも、マイクロ波エネルギーが残存することはありません。
 マイクロ波のエネルギーは人体に吸収されると、組織内で熱を発生させます。眼球のように血液の供給が少なく温度調節機能の弱い器官、あるいは睾丸のように温度に敏感な器官は、非常に強いマイクロ波を浴びた場合、熱による損傷を受ける可能性があります。しかし、熱損傷が起きるのは、電子レンジの周囲における測定値よりはるかに高いレベルに長時間ばく露された場合だけですので、通常の使用環境においては、そのような強い電磁界を浴びることはありません。したがって、家庭で使用している電子レンジからの電磁界が健康に影響を及ぼすことはないと考えられます。
 なお、現在の電子レンジは、マイクロ波がレンジの内部に確実に閉じ込められるように、扉に網状のものが取り付けられています。また、扉を開けた時にマイクロ波が外に漏れないよう直ぐに停止する設計になっています。(電磁界情報センター)

電磁波は電子レンジの前面に立たなければ、問題ないようです。もうすでに電子レンジとの距離と電磁波の実験をされている方(なんでも電磁波測定隊)がいたので、それを見ていただければある程度安心できると思います。

 

電子レンジで不安に思うこと

① 電子レンジ可のプラスチック容器から有害物質が溶け出す可能性があるのでは?

② 電磁波を照射された食品は本当に安全なのか?

 

①に関しては、ポリスチレン製の容器から内分泌かく乱化学物質(環境ホルモン)の疑いがあるとされるスチレンダイマー・トリマーの溶出が確認されているそうです。(国民生活センター

耐熱のガラス容器や陶器などを使えば問題ないかもしれません。コンビニ弁当をレンジで温めて食べるのは危険そうです。そもそも健康を気にしていたら、コンビニ弁当は食べないと言われるかも?

②については、いろいろな記事を読みましたが、真実を知りたいのなら実験しないと判断できないです。でも残念ながら個人レベルでできることではないですよね。

電子レンジを使って加熱したものは、自然界には存在しない物質に変化してしまっています。自然界に存在しないものは、私たちの消化器官で分解し吸収することはできないのです。電子レンジの害については、どんなことがあったとしても表面には出てきません。なぜならば、それが立証された場合の製造責任、販売責任の及ぶ範囲が広範すぎて補償できないからです。国民の97%が被害を訴えたらどうなると思いますか。筆者がメーカー側、販売側だったら、どんなことがあってもその害が表ざたにならないように、必死になることでしょう。知らぬ間に、各家庭の電子レンジの普及率が下がっていた。または、電子レンジメーカーも販売会社も、いつの間にか主力が別の商品にシフトしていた、という流れが理想かもしれません。(文=南清貴/フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事

この記事を書かれた方が実験されたのかはわかりませんが、企業を守るために不都合な結果は公表しないということはあり得そうです。

ロシアが昔まだソビエトだった頃、1950年代からマイクロ波の人体への影響について研究を始めたそうです。それで1976年に電子レンジの使用を禁止しました。発がん性物質が形成されたり、栄養素が破壊されたりしたことが研究・調査でわかったためだそうです。

ウィリアム・P・コップ氏( A.R.E.C 調査機関)による と、この調査は資本主義が注目される以前のソビエトでなされたものであり、従って様々な企業の競争のある他の国でなされたものよりも信用できると思われるそうです。

当時のソビエト政府は国民の健康維持の為の出費を全て賄っていた。この分野では反対論もなく、工業設備も政府に属するものであった。
このことは、マイクロ波が健康に良くないと発表したところで、不利益を被るようなどんな企業も腐敗した組織も存在はしていなかったということになる。

確かにね。

国民の健康を守るのは当たり前ですが、電子レンジを製造している企業も守りたいなら、解決策がないか検討すべきでしょう。

電子レンジの原理は、マイクロ波により水を振動させることにより発熱させるマイクロ波加熱によるものです。なので、電子レンジは、水が一番温まりやすいようにできています。

残り物のおかずを温めたら、お皿もメチャクチャ熱くなったという経験をした人もいると思いますが、それは食材の熱がお皿に熱伝導で伝わったからです。

陶器やガラスの食器やプラスチックのコップなど水分が含まれていない物質は、マイクロ波を当てても透過するので、それ自体は熱くなりません。

これらの性質を使えば、電子レンジでも食材を変質させることなく調理できそうに思えます。容器を何層かの構造にして、外側をマイクロ波が透過するような物質にし、内側を水で満たして、水だけがマイクロ波の影響で発熱するようにします。その水の熱で、容器の中に入れた食材を調理すれば…。

そういえば、電子レンジで魚焼くとか、そんな容器の宣伝を見た気がします。ということで、調べます。

ありました。「電子レンジで魚が焼ける魔法のお皿」など多数。でも説明には、本体と蓋が特殊な材料の耐熱陶器でマイクロ波で熱を発生させているとしかありません。本体自体が発熱ということでも、陶器なら透過して、中の食材にもマイクロ波は影響しそうです。

電子レンジで焼くだけでなく、蒸したりいろいろできる調理器の10選なども見ましたが、シリコンやセラミックなど透過するものばかりでした。

食材にマイクロ波が影響しない電子レンジ用の調理器が開発されるまでは、面倒でもガスや電気を使って料理するほうが良さそうです。