gonsampoのブログ

健康のために、いろいろ考え試す日々のブログです

ヴィーガン食【海藻スープ】

第一に無理しないこと。第二に楽しめること。結果、健康に良いこと。さあ、作ろう。

まず今回は、簡単そうなスープから。スープの具材はすでに決めてあるし。

先月旦那さんがお友達からいただいたムカデナという海藻を使います。 

カデナって変わった名前ですよね。先月旦那さんが帰宅して「ムカデナ貰った。」と黒い物体が入ったビニール袋を差し出した時にはギョッとしました。「どんな嫌がらせやねん💢」って思いましたもん。

「ムカデ〜」とか言われたら、イメージするのは漢方薬にあるようなミイラ化したムカデでしょ。「元気になるから、食べろ」って言われたとしても無理。この世に存在する生物の中でムカデが1番ダメです。比べるとゴキブリやクモが可愛く思えるレベル。咬まれたことはないのですが、見た目が怖すぎる。

さて、そのムカデナですが、正式名称(学術名?)は何というのかな?と思って、ネットで調べましたが、出てきませんでした。ムカデナは宮崎の地方特有の呼び名なのかもしれません。ネットで出ていた記事には、酢の物で食べるというようなことしか載っていませんでした。

料理の方法もわからなかったし、ネットの情報をあてにしていたので残念。貰った人が料理法を聞いてくれていないのが問題かも。料理アプリにもなかったですしね。

今月初めに適当にそれを使って料理しましたが、その時はあご出汁を入れて味噌汁にしたので、今回は動物性のものを使わずにしようと思います。

乾燥させたムカデナなので、よく洗ってから、ボールに入れて戻します。

f:id:gonsampo:20190517144957j:image1人分なので少しだけにします。

戻していると浸している水がドンドン綺麗なピンク色になってきます。この戻し汁でスープを作ったら、見た目がきれいなピンクスープができるのでは?果たしてピンク色のスープが食欲を増進させるのかは不明ですけど。

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このピンク色がどういう成分のものなのか気になって調べました。フィコエリスリンという紅色の色素タンパク質で、光合成のために必要な光を吸収し、クロロフィル葉緑素)に伝えるのが役目だそうです。栄養があるのか気になるところですが、わかりませんでした。

でもヌメリがあるので、アルギン酸やフコイダンなどの水溶性食物繊維はありそうです。フコイダンの効果について色々言われていますが、何に効果があるかは研究段階のようです。

水溶性食物繊維は食べ過ぎを防いで、食後血糖値の急激な上昇を抑えたり、腸内環境が良くなるそうです。それだけでも有り難いですね。

《海藻スープの作り方》

材料(1人分)

カデナ(海藻)3gくらい

水                         200ml

だし昆布(椎茸)適量

塩                          少々

① 海藻(乾燥してるもの)は戻す。柔らかくなったら切る。

② お鍋に水と海藻とだし昆布(または椎茸)を入れる。だし昆布は沸騰する前に取り出す。

③ 沸騰したら、塩で自分好みに味をつける。

④ 器に入れる。完成。

お好みで豆腐やオクラなど色々入れましょう。

ここで残念なことが。沸騰させたら、ピンク色が消えました。やっぱりね。なんかそんな感じがしたもんね。

f:id:gonsampo:20190517151401j:image左が熱を加える前。右がだし昆布を入れて煮たもの。

ピンク色のスープを期待したのにな。

トマトの冷製スープとかもあるから、熱を加えないで味をつけるって手もあるだろうけど。どうかな?スープは温かい方がいいような。海藻だし。

食べた感想を言うと、ほとんどお吸い物でした。カタカナで書くヴィーガン食というよりは、精進料理という感じ。お味噌汁にしたほうが美味しかったな。Anyway, 体には良いはずです。