gonsampoのブログ

健康のために、いろいろ考え試す日々のブログです

水虫の季節?

ジメジメする季節になると、水虫をテーマにした番組などが結構放送されています。

見ている時にいつも思うのは、いろいろな方面に配慮しているのか、はっきり言わないよね、ってこと。

病気になるって重大な問題なのだから、忖度してる場合じゃないと思いますけど。それか、日本人の4人に1人は水虫らしいので、とりあえず少しだけ注意喚起はしても諦めてるとか?

水虫の原因は白癬菌であるとか、ほとんどの人は知っていると思います。それが体のどこに感染するかによって、いんきんたむし(股部白癬)やしらくも(頭部白癬)などになります。

プロが詳しく解説してくれているものがいくつもあるので、自分だけでなく家族を守るためにも、それらを参考にして気をつけたいところです。

水虫の感染経路としては、白癬菌を含む鱗屑(アカ)が落ちている床や畳、浴場の足拭きマット、タオルなどを介して感染することがほとんどです。そのため、家族に水虫の人がいる場合は、家の中にばらまかれている白癬菌接触する機会が多く、水虫になる確率が高まります。

 また、温泉やサウナ、プール、スポーツジムなど、不特定多数の人が裸足で歩いている場所も、白癬菌に感染しやすいといえます。このほかに、意外と知られていない感染経路がスリッパです。白癬菌は、スリッパの裏にたくさんついているのですが、スリッパを重ねることで表についてしまい、それを履いた足に感染してしまうのです。(ダイヤモンド・オンライン)

 

基本的に白癬菌が皮膚についても、皮膚内部に侵入する前に洗えばよいといわれています。24時間以内であれば、侵入するリスクはかなり低いです。

ですから、銭湯の足ふきマットを使っても、帰宅後に足をちゃんと洗えば水虫のリスクはかなり軽減できます。

あらかじめ靴や靴下に持続効果のあるアルコール除菌スプレーをかけておくと、菌の増殖をおさえられ、水虫リスクを下げる効果が期待できます。(富士フイルム

 

白癬は人ばかりでなく動物にもあります。したがって白癬になった動物と接触していると、人に感染することがあります。特にミクロスポルム・カニスというカビは、犬や猫に感染しているので、白癬にかかった犬猫と接触していると、接触した顔や体、髪の毛に白癬が生ずることがあります。

また最近は柔道などの格闘技を行っている選手の間では、トリコフィトン・トンスランスというカビによる白癬が練習や試合を介して集団発生しています。

しかし最も頻度が高い足白癬は、家庭内の足ふきマットやスリッパなどを長い間共用していると、それらに付着した白癬菌が足に感染して発症する、家庭内感染によるものが大部分を占めます。

温泉場や銭湯、あるいは足白癬患者がいる家庭の足拭きマットには、ほぼ100%白癬菌が存在します。入浴後にそのようなマットを利用すると、白癬菌が足に付着します。そのまま素足でいれば、足が乾燥し、足に付着した白癬菌は剥がれ落ちますが、白癬菌を付着したまま、靴下・靴を履き続けると、長時間白癬菌が足に付着して足白癬になってしまいます。そして足白癬になった人が、今度は家庭内の足白癬の感染源になり、家庭内の畳、床、スリッパなどに白癬菌をばらまくことになります。そうすると同居している足白癬でない人もやがて足白癬になってしまう可能性がでてきます。

白癬菌は角層の下の方まで増殖しないと、痒みなどの症状が出てきません。そのため足白癬と気がつかずに放置している足白癬患者さんが多くいます。しかし治療を求めて来院する足白癬患者は、痒みなどの症状があるヒトだけです。つまり家庭内に足白癬患者がいれば、同居している他のヒトも足白癬にかかっている可能性がありますが、必ずしも治療を受けているわけではありません。そのため治療を求める患者だけでなく、同居している足白癬患者や爪白癬患者全員を同時に治療しない限り、家庭内の白癬菌はなくなりません。

また足白癬患者がいる家庭では、家庭内に白癬菌がばらまかれているので、同時に部屋の掃除などをして、家庭内から白癬菌を取り除かないと、再感染が起こってしまいます。

水虫の塗り薬を指の間から足の裏全体に1日1回つけていれば、足白癬になることはありません。しかし、水虫の薬を足白癬予防目的に使用することは保険では認められませんので、薬局で買った市販薬を使用するしかありません。

一方幸いにして、家庭内に足白癬や爪白癬患者がいない場合は、外から家庭内に白癬菌を持ち込まないことが大切です。他人の家にむやみに上がらないことが大切で、他人の家に上った場合は、家に帰ったらすぐに、足を洗うか水虫の薬をつけると、家庭内に白癬菌を持ち込むことを防ぐことができます。(日本皮膚科学会

 

本当に幸いなことに、今まで家族が水虫になったことはないのですが、旦那さんが区の用事で頻繁に公民館や他所のお宅に行くようになったので、とても気になります。

インフルエンザの時もうんざりしましたが、水虫などに感染したら、完治するまでにもっと時間がかかりそうです。

うちの旦那さんのように意識低い系の人は、かりに感染して症状が出始めても、家族が指摘しても否定し続けて悪化させるんですよね。

こういう人間を変えるのは病気を治すより難しいと思います。